「お、レポート終わったん?」

「終わった」

「偉いやん。おつかれさん」

笑顔で両手を広げている

疲れもあってその中に収まる頭を撫でられてキスが降る

「ホンマに今日の内に終わらせはってえらいなぁウチの生徒もこん位、早めに出してくれはるとありがたいんやけどなぁ」

含み笑いをしながら少し愚痴が溢れている

「遥の生徒さんだし優秀でしょ?」

「全員がそうなら苦労はせぇへんけどな」

玄関の鍵と扉が開く音「ただいま」

と声が聞こえる

すぐにリビングのドアが開き陵が入ってきた。

「陵おかえりなさい俺のアイス買うてきてくれはったん?」

「ただいま、買ってきたわアイスは後でジャンケンな冷凍庫入れとくけぇ、勝手に開けたらおえんが」

「ジャンケンな。ええよおおきに」

少し疲れた姿も色気がある

顔が色っぽいから日常の動作も魅入ってしまう。目線に気付いたのかチラッとこちらを見る

「なんじゃひな、おかえりもないんかいな。せっかくほうじ茶ラテ買ってきたんに、わしが飲んでまうぞ」

意地悪い笑みを浮かべてテーブルにほうじ茶ラテを置く

「あ‥」

「陵のこと見過ぎやろ。なんで俺のこと見てくれへんの?」

耳元で囁く低い声

身体を支えている腕の力が強くなる

遥眞の顔を見る。

ふてくされる。

可愛くて笑顔になってしまう

遥眞の顔を両手で覆いジッと見る顔

小さいなぁ。綺麗な肌に長いまつ毛目の色も綺麗で鼻筋も通っている
これは美しい顔だなぁ…

「遥眞やっぱり綺麗な顔してるね好きだよ」

思ったことを口にする

顔が赤くなり目を逸らす遥眞

隣が沈み込み頭を撫でられる

「ひな、こっちけぇ遥眞は飯作るじゃろ。わしぼっけぇたいぎーけん癒やしてぇや」

軽く遥眞のほっぺにキスを置く

びっくりしていたがすぐにいつもの顔に戻る

「ほな、そろそろ作るでー」 

ポンポンと腰を叩かれる

「はよどき、ご飯作れへんやん」

遥眞から離れる

伸びをしてからキッチンへ向かう遥眞

すぐに前から大きな手に引っ張られて身体の中に収まる