「学部の子、男の子」

「あかんあかんあかんあかん」
 
「いけんいけんいけん」

「ひな、そらあかんわ

あかんほんまに 

そんなに仲ええの?その男と」

「ほんまにおえんが

俺ら以外と遊び行くなんていけん」

「いや?その子と話したことも

ないよ?友達がオーケストラ好きな

子がいるって話してて

思い出しただけ」

「声かけたこともあらへんのに

今度声かけて一緒に見に行こうて

そいつ勘違いするで、あかんわ」

「え、そう? 

さすがに他の友達も誘って行くよ? 

そんなんで勘違いする?」

「するわ!」 

「すんねん、あほ」 

「えー?」

「ひな、あのなぁ

男ちゅうんは遊びに誘われたら

意識するもんじゃ

若いやっちゃ特にな

こんなでぇーれーかわええ子に

声かけられたら勘違いする男

ぎょうさんおるけぇ

ひながその気がのぉても

他の人傷つけとぉないじゃろ」 

「そうだけど」嫉妬では?

とチラッと考える