「……えっ!? “またどこか行こう”って、宙くんから!?」
ひよりの言葉を聞いた瞬間、まゆの手からドリンクのフタが吹き飛びそうになった。
「う、うん……“次は桜庭さんの行きたい場所でも”って……」
「ぎゃああああ!! なにそれ、告白!? 告白の予告編!? いやむしろもう告白じゃない!?!?」
「まゆ、落ち着いて。ストローくわえたまま絶叫するのやめて」
しおりが呆れたように言いながらも、目は完全に恋バナモード。
そんなふたりに囲まれて、ひよりの頬もほんのりと赤くなっていた。
「……でも、まだちょっと夢みたいで。本当に言ってもらえたのかなって、不思議な感じがしてて……」
小さくつぶやきながら、スマホの画面をそっと開く。そこには、宙から届いたメッセージ。
──“次は、桜庭さんの行きたい場所でも”。
それは確かに、夢なんかじゃなくて、現実だった。
ひよりの言葉を聞いた瞬間、まゆの手からドリンクのフタが吹き飛びそうになった。
「う、うん……“次は桜庭さんの行きたい場所でも”って……」
「ぎゃああああ!! なにそれ、告白!? 告白の予告編!? いやむしろもう告白じゃない!?!?」
「まゆ、落ち着いて。ストローくわえたまま絶叫するのやめて」
しおりが呆れたように言いながらも、目は完全に恋バナモード。
そんなふたりに囲まれて、ひよりの頬もほんのりと赤くなっていた。
「……でも、まだちょっと夢みたいで。本当に言ってもらえたのかなって、不思議な感じがしてて……」
小さくつぶやきながら、スマホの画面をそっと開く。そこには、宙から届いたメッセージ。
──“次は、桜庭さんの行きたい場所でも”。
それは確かに、夢なんかじゃなくて、現実だった。

