藤宮宙
――――――――――――
こっちこそありがとう。
寝癖、全然気にならなかったよ。
むしろ、ちょっとかわいかったし。
――――――――――――
「〜〜〜っ」
画面を見た瞬間、ひよりの頬がじわっと熱を帯びる。
文字なのに、まるで“声”で言われたみたいに感じて、胸の奥がくすぐったくて落ち着かない。
桜庭ひより
――――――――――――
えっ、かわいくないよ……
でも、そう言ってくれるなら、寝癖たちも救われるかも。
――――――――――――
打って送ったあと、ひよりは思う。
(なにこの返信……意味わかんない!)
頭を抱えた直後、新しいメッセージが届いた。
藤宮宙
――――――――――――
まさか寝癖に感謝されるとは思わなかった(笑)
桜庭さんって、天然だよね。
……今日の桜庭さん、なんか、見てて元気が出た。
――――――――――――
思わずスマホをぎゅっと抱きしめる。
(……そんなふうに思ってくれてたんだ)
軽いやり取りなのに、あたたかさがまっすぐ伝わってくる。 言葉って、文字って、ちゃんと届くんだ。そう感じた。
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こっちこそありがとう。
寝癖、全然気にならなかったよ。
むしろ、ちょっとかわいかったし。
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「〜〜〜っ」
画面を見た瞬間、ひよりの頬がじわっと熱を帯びる。
文字なのに、まるで“声”で言われたみたいに感じて、胸の奥がくすぐったくて落ち着かない。
桜庭ひより
――――――――――――
えっ、かわいくないよ……
でも、そう言ってくれるなら、寝癖たちも救われるかも。
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打って送ったあと、ひよりは思う。
(なにこの返信……意味わかんない!)
頭を抱えた直後、新しいメッセージが届いた。
藤宮宙
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まさか寝癖に感謝されるとは思わなかった(笑)
桜庭さんって、天然だよね。
……今日の桜庭さん、なんか、見てて元気が出た。
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思わずスマホをぎゅっと抱きしめる。
(……そんなふうに思ってくれてたんだ)
軽いやり取りなのに、あたたかさがまっすぐ伝わってくる。 言葉って、文字って、ちゃんと届くんだ。そう感じた。

