SHT☆ハロウィンの夜に 橋のオバケと片岡家の教え─暁に星の花を束ねてサイドストーリー

──翌朝のオフィス。

「橋のオバケ、今度は銀投資の話してたんだって!」

「ナノ素材にも使われるから、ある意味正しいな」

「でもオバケが経済講義って……」

葵は机に突っ伏して叫んだ。

「やめてぇぇーーっ!! わたしが落としたのはただのスマホでぇぇーーっ!!」

佐竹はコーヒーを一口飲み、淡々とつぶやいた。

「……金か銀かよりも、おまえが落としたのは恥だろう」

「いやあああああーーっ!!」

社内は笑いと悲鳴と、そしてほんの少しの教訓に包まれた。



『ハロウィンの夜に、橋のオバケと片岡家の教え』 終わり☆