ファンタジー
完
ひのみ りん/著

- 作品番号
- 1764578
- 最終更新
- 2025/10/31
- 総文字数
- 3,170
- ページ数
- 7ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 84
- いいね数
- 0
秋の夜、SHT社の帰り道。
白いウサギの着ぐるみを着た星野葵が、橋の上で月を背景にスマホを構える。
その隣には、いつも通り黒制服に黒手袋の佐竹蓮。
完璧な映え写真を狙った一瞬──スマホは手をすべり、川の底へ。
「ひゃあああああーーっ!? わ、わたしのスマホーーーっ!!」
と、そこへ現れたのは──眼鏡をギラリと光らせる片岡課長のオバケ。
「おまえが落としたのは金のスマホか? 銀のスマホか?」
まさかの神話展開(?)から始まる、社内伝説シリーズのハロウィン特別篇です。
霧の夜に現れるオバケは、恐怖よりも“教訓”を授ける存在。
「無料ほど高いものはない」「クラウド保存を怠るな」「積立はドルコスト平均法だ」――
その言葉は、恐ろしくもありがたい経済とデータの守護霊の教え。
翌朝のオフィスではトレンド入りする#片岡オバケ。
結衣の「プランは無制限です事件」暴露に葵が真っ青。
そして佐竹の冷ややかな一言、「落としたのはスマホじゃなくて恥だろう」で締めくくられる、
笑いと社会風刺が入り混じるSHTコメディ。
本作は、SHT社内で語り継がれる都市伝説×金融リテラシーをテーマにした一篇。
ホラーでもラブでもなく、「働く人々が笑いながら少し賢くなる」社内神話のような物語です。
片岡家のご先祖様が説く現代の戒めは、スマホ社会を生きる私たちへの皮肉であり応援。
月夜の下、霧の橋で語られるオバケの教え。
怖いけれど、ちょっと役立つ。
そして、最後にはきっと笑ってしまう。
教訓:歩きスマホと自動更新には気をつけろ。
- あらすじ
- ハロウィンの夜、ウサギ姿の葵が橋でスマホを落とすと、霧の中から現れたのは、片岡課長のオバケ。金のスマホか銀のスマホかを問う幽霊は、なぜか経済とデータ管理の教訓を語り出す──「無料ほど高いものはない」「積立はドルコスト平均法だ」。笑えて学べる、SHT社内の怪異譚。
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