「美羽って耳がいいからさ『この音なんか違うよ?』って教えてくれて。そしたら♭ついてたの!絶対音感あるの!?って聞いたら『楽譜は読めないよ~』って」
「あはは、そうなんだね」
和田さんと話すといつも栗原さんの話になる。
そんなに栗原さんのことが好きなんだなぁ…。
ちょっと嫉妬しちゃう。
「私は田舎育ちだけど美羽は街の近くに住んでるからずっと羨ましいなって思ってた」
「うん」
「でも…色々あるよね…ほんと…」
時々、和田さんは辛そうな顔をする。
和田さんにはずっと笑ってて欲しい。
俺に出来ることはないんだろうか…。
「あはは、そうなんだね」
和田さんと話すといつも栗原さんの話になる。
そんなに栗原さんのことが好きなんだなぁ…。
ちょっと嫉妬しちゃう。
「私は田舎育ちだけど美羽は街の近くに住んでるからずっと羨ましいなって思ってた」
「うん」
「でも…色々あるよね…ほんと…」
時々、和田さんは辛そうな顔をする。
和田さんにはずっと笑ってて欲しい。
俺に出来ることはないんだろうか…。



