放課後


萩は部活に行った。

俺は喉が渇いて自販機に向かう。


「あんたのせいで…!」


声が聞こえて俺は陰から様子を見た。


「あんたのせいで振られた!!」

「私のせいですか?」


栗原さんと先輩がいる。


「龍也がっ…あんたに惚れたから私と別れたいって!!昨日告白されたでしょ!」

「あ~久保先輩ですね」


「尻軽女!よくも人の彼氏を奪ったわね!」

「告白は断りましたよ?」

「それでも!私とまた付き合う気は無いって!あんたさえいなかったら!!」