「和田さん、素直に甘えてよ。駅まで送るだけだから」

「う…吉川くんがいいなら…」

「ん、よろしい」


吉川くんの大きい傘に入る。

こ、これは!!

相合傘では!?


「和田さん、顔赤いよ。風邪引いた?」

「引いてない!」

「和田さん、この前はごめんね。言いたくないことを聞いた…」

「あ…いや、私の方こそ…ごめん」

「じゃ、仲直り」

「う、うん」


吉川くんの笑顔…かっこいい…