「教科書とかって重いよね」
「……。」
「かといって置いていったら盗まれるかもしれないし…。鍵付きロッカー買って持ってこようかな」
「持ってくんの?」
「持ってくるのも重いよね」
クスクスと笑う。
「……。」
「……。」
…急に無言になった。
職員室に着き先生にノートを渡す。
栗原さんが先に職員室を出て振り向いた。
「天宮くん、ありがとう!!」
ドンッと花火が打ち上がったかのような笑顔。
「その笑顔は…ダメだろ…」
俺が…栗原さんを好きになった瞬間。
特別編 fin.
「……。」
「かといって置いていったら盗まれるかもしれないし…。鍵付きロッカー買って持ってこようかな」
「持ってくんの?」
「持ってくるのも重いよね」
クスクスと笑う。
「……。」
「……。」
…急に無言になった。
職員室に着き先生にノートを渡す。
栗原さんが先に職員室を出て振り向いた。
「天宮くん、ありがとう!!」
ドンッと花火が打ち上がったかのような笑顔。
「その笑顔は…ダメだろ…」
俺が…栗原さんを好きになった瞬間。
特別編 fin.



