「ベッドまで連れて行って」

「しょうがねぇな」

美羽をお姫様抱っこしてベッドに向かう。


「陸…キスして…」

その顔ヤバい。


「どうした」

「いいから」


…ちゅ。


「美羽…酒飲んだろ」

「……。」

「待ってろ。水持ってくる」

「や!行かないで…」

「すぐ戻る」

俺はペットボトルの蓋を開け美羽に渡す。


「…飲ませて」

「……。」

「違う、口移しがいい」