風呂から出ると…


ぎゅっ


美羽が飛びついてきた。

「どうした?」

「くっつきたい」

「髪乾かすから待ってろ」


ブォーン…


ドライヤーをしている間、美羽は後ろから抱きついていた。

何だ?甘えん坊美羽か?


…。


「…終わった?」

「あぁ」