天宮くんの目をじっと見つめる。


「……っ」


すぐに目を逸らされる。


「もしそうなら…今のうちに諦めてね。じゃないと…」




「私の沼にハマって抜け出せなくなっちゃうよ?」




私は背伸びをして天宮くんの耳元で呟いた。


「……」

「じゃあ、また月曜日ね♪」


固まってる天宮くんをおいて私は教室を出た。