キーンコーンカーンコーン


「…栗原さん」

「んん…天宮くん…」


1.2.3…

フイと天宮くんは目を逸らした。

3秒も目が合った!!


「んーーー!起こしてくれてありがとう!」

私は背伸びをした。


「…これ、作った」

天宮くんから問題が書かれた紙を貰った。


「え!ありがとう~!」

「…あのさ」

「ん?」