「「お待たせ~」」

「なっ…美羽!」

俺は自分のパーカーを脱いで美羽を連れ出す。


「何で着てねぇんだよ!」

「陸のパーカー着たいから」

萩の言う通りだな…。

「ほら」

美羽にパーカーを渡す。


「ちょっとぶかぶかなのがいいよね。「俺のもの!」って言ってるみたい」

あぁ…俺のものにしたい。

「…キスしていい?」

「え、ここで!?」