「俺も陸が羨ましいって思うことあるよ」

「え…?萩が?」


「陸は全体的にかっこいいからね。あのクールな感じは女子好きでしょ」

「私は萩が好きだよ」

「ありがとう。俺も麻衣が好きだよ」


「私達、似たもの同士なんだね」

麻衣は枝を持って砂に何かを書く。


「萩と麻衣…」


…。


「出来た!」

「何これ?肉まん?」

「シューマイだよ!萩と麻衣でシューマイコンビ!」

「あははは!それは最高だね!俺達らしい」