天使?小悪魔?

みんな凄いなぁ…。

…。

…。

「栗原さん!」


「え…?」


目の前にボールがあああ!!


私はぎゅっと目をつぶった。


パンッ


「ひゃっ」

…。

…。


「あれ…?痛くない…?」

「栗原さん、大丈夫?」

「天宮くん…」


「「「キャーーーー!!!」」」


天宮くんが庇ってくれたんだ!


「ありがとう…あ!手赤くなってる…」

「これくらい何ともない。栗原さんはケガしてねぇか?」

「大丈夫…天宮くん!保健室行こっ」

「お、おい」


私は天宮くんの手を引っ張った。