「あれ、萩じゃん~!久しぶり~!」


え?

突然、綺麗な女性から声をかけられた。


「琴音」


琴音…?


「え、もしかして彼女?ちっちゃくて可愛い~」


いや、あなたがでかいです。

というか誰なんですか。


「ほら、あんまり和田さんに絡まないで」


私は…和田さん…


「ごめんごめん!じゃあね~」


……。


「ごめんね、琴音は俺の元カノで…」

「吉川くんのバカ!大っ嫌い!」


私は走った。


「和田さん!」