天使?小悪魔?

…。


バスに乗った。

さすがに眠い…。


「和田さん、俺の肩使って」

「ありがとう…」


私は眠りについた。


……。

…。


「和田さん、和田さん」

「あ、吉川くん…おはよう」

「ごめん、俺も寝ちゃって…。1時間ぐらい経ったんだけどもしかして過ぎた?」

「え!?」


私は窓の外を見る。

あれ、ここ家の近く!!


プシュー…

扉が閉まった。


「すみませんー!!降りますー!!」

「あ、ここ!?」


2人でバタバタと降りた。


「よ、良かった…」

「いや、でも運転士さん優しくてよかった。次のバス停で降りてって言われたらどうしようかと…」

「バス停とバス停の間が遠いから降りれなかったら大変…」