「この後バスだよね?どれくらいかかるの?」

「1時間ぐらいかな」

「遠いね…今日来るのも大変だったよね…」


「私の家からバスを乗り継いで隣町に行けばちょっとした買い物はできるけど…皆と遊ぶってなったら街に行かないとね」

「今度はそっち行ってみる?」

「え…街に比べたら何も無いよ?それに吉川くんの家から遠いし…」

「和田さんが育った街でしょ?あ、隣町か。でも行ってみたいな」

「分かった!今度行こうね。」


『お待たせしました~』


かき氷が来た!


「いただきます~」


パクっ


「ん~!最高~」

「あはは、幸せそうに食べるね」

「あ!そういえばさくらちゃんがね、吉川くんは優しそうに見えてSって言ってた。当たってる?」