夏休みと冬休みは私の家で美羽と過ごす。


「麻衣、部活入った?」

「うん。吹奏楽部に入ったよ。美羽は?」

「私は帰宅部~。すごいね。私楽器はダメ。」


「明日部活あるんだけど美羽も来てみる?」

「え…行っていいの?怒られない?」

「大丈夫~」

「制服持ってきてないよ?」

「私Tシャツで行ってるからそれも問題なし!」

「ほんとに…?」


美羽はまだ疑ってるようだ。