いつものように圭司のアパートでまったり過ごしながら、クリスマス特集の雑誌を読んでいた。 「クリスマスは、シフト入るだろうし学校も普通にあるよ。」 「そうなの?じゃあ会えないの?」 「遅くてもいいなら会える。」 「そっか。」 特別何かをしたいって思ってたわけじゃないし、圭司に予定があるなら仕方ないと思った。 そして、クリスマス。 案の定、圭司は朝から夕方まで仕事。 私はシフトが入っていなかったので、大学の恋人がいない友人達のクリスマス会に参加する事になった。