「……匠真さん」
沙耶は上気した頬のまま彼を見上げた。欲情を宿して少し潤んだ彼の瞳に、沙耶の顔が映っている。
匠真は沙耶の背中と膝裏に手を添えて横向きに抱き上げた。
「きゃ」
突然の浮遊感に驚いて、沙耶は反射的に彼の首にしがみついた。匠真が沙耶の耳元に唇を寄せる。
「沙耶にもっとキスしたい」
劣情を孕んだ声でささやかれて、沙耶は頬を染めながらうなずいた。
匠真はキッチンを抜けて、居室の壁際に置かれたベッドにそっと沙耶を寝かせた。
「沙耶のことをずっとかわいいなって思ってた。今はかわいくてきれいで、どうしようもなく独り占めしたい」
匠真が沙耶の髪をなで下ろし、沙耶は頬を染めた。
「匠真さんのこと、ずっと優しくてステキな人だなって思ってました。今もそう思ってます。そんな匠真さんにそんなふうに言ってもらえるなんて、夢みたいです」
沙耶の言葉を聞いて、匠真は沙耶の手を取り指先にキスをした。
「じゃあ、夢じゃないってことを、しっかりわからせてあげないとな」
匠真は沙耶の手のひらに口づけた。そのまま手首をついばんで、沙耶にチラリと視線を送る。その流し目に胸がギュンとする。
「匠真さん……」
彼が再び唇を重ねた。唇を割った彼の舌が、沙耶の口内を愛撫するように撫で回す。
「ふ……あ……」
熱くとろけるようなキスに体温が上がっていく。
「沙耶」
彼の手がニットの裾にかかって、するりと脱がされる。
「寒くない?」
「はい」
正直、羞恥心でほてっているくらいだ。よく言えばぽっちゃり、悪く言えば締まりのない体を彼にさらすのは……やっぱり恥ずかしい。
沙耶は下唇を噛んで顔を背けた。
「沙耶。噛んだらダメだ」
匠真が言って、沙耶に口づけた。そうしながら、キャミソールの下に手を入れて、素肌をなでる。脇腹から背中を指先でくすぐるようにして、彼が背中のホックを外した。
浮き上がった下着の下、丸みを包み込む彼の手のひらが熱い。
「沙耶の肌、柔らかくて甘くていいにおいがする」
沙耶は上気した頬のまま彼を見上げた。欲情を宿して少し潤んだ彼の瞳に、沙耶の顔が映っている。
匠真は沙耶の背中と膝裏に手を添えて横向きに抱き上げた。
「きゃ」
突然の浮遊感に驚いて、沙耶は反射的に彼の首にしがみついた。匠真が沙耶の耳元に唇を寄せる。
「沙耶にもっとキスしたい」
劣情を孕んだ声でささやかれて、沙耶は頬を染めながらうなずいた。
匠真はキッチンを抜けて、居室の壁際に置かれたベッドにそっと沙耶を寝かせた。
「沙耶のことをずっとかわいいなって思ってた。今はかわいくてきれいで、どうしようもなく独り占めしたい」
匠真が沙耶の髪をなで下ろし、沙耶は頬を染めた。
「匠真さんのこと、ずっと優しくてステキな人だなって思ってました。今もそう思ってます。そんな匠真さんにそんなふうに言ってもらえるなんて、夢みたいです」
沙耶の言葉を聞いて、匠真は沙耶の手を取り指先にキスをした。
「じゃあ、夢じゃないってことを、しっかりわからせてあげないとな」
匠真は沙耶の手のひらに口づけた。そのまま手首をついばんで、沙耶にチラリと視線を送る。その流し目に胸がギュンとする。
「匠真さん……」
彼が再び唇を重ねた。唇を割った彼の舌が、沙耶の口内を愛撫するように撫で回す。
「ふ……あ……」
熱くとろけるようなキスに体温が上がっていく。
「沙耶」
彼の手がニットの裾にかかって、するりと脱がされる。
「寒くない?」
「はい」
正直、羞恥心でほてっているくらいだ。よく言えばぽっちゃり、悪く言えば締まりのない体を彼にさらすのは……やっぱり恥ずかしい。
沙耶は下唇を噛んで顔を背けた。
「沙耶。噛んだらダメだ」
匠真が言って、沙耶に口づけた。そうしながら、キャミソールの下に手を入れて、素肌をなでる。脇腹から背中を指先でくすぐるようにして、彼が背中のホックを外した。
浮き上がった下着の下、丸みを包み込む彼の手のひらが熱い。
「沙耶の肌、柔らかくて甘くていいにおいがする」

