言いながら不安そうな目で深緋をチラと見やる。白翔は明らかに戸惑っていた。それもそのはず。普段からこれでもかというほど冷たい態度しか取ってこなかったので、素直に喜んで良いのかどうか、わからないのだ。
「白翔の言うとおり」
「え……?」
足元に向けていた目を、彼に向ける。
「もう逃げるのやめたんだよ」
「……それって。俺、から?」
「そう。今まではだれか特定の相手を作るのが……ずっと怖かったの。だから受け入れるのに時間がかかった」
たったひとりの人間の血に依存するのが。まるでこの世の終わりのように思っていた。
ゆるゆると口角を上げて、白翔が安心しきった笑みを浮かべる。
「ンな大袈裟に考えなくても大丈夫だって!」
不意にポンと頭を撫でられた。
「つーかさ? さっきお姉さんの話聞いてて思ったんだけど。もしかして深緋って束縛とか激しい系? だったら大歓迎なんだけど!」
「え?」
「いや。どっちかって言ったら、俺、束縛とかされんの窮屈で嫌だけど。相手が深緋なら……話は別って言うか。俺、本当に深緋とずっと一緒にいたいんだよね。家でもいっつも考えてるし」
「……そうなの?」
「うん。今なにしてんのかなぁとか。会いたいなぁとか。美味いもん食べたときは、深緋にも食べさせてやりたいなって。四六時中、おまえが頭ん中にいる」
「……ははっ、なんか白翔らしいね」
「そ?」
臆面もなく、なんでも深緋に話してしまうところが、実に彼らしい。
「白翔の言うとおり」
「え……?」
足元に向けていた目を、彼に向ける。
「もう逃げるのやめたんだよ」
「……それって。俺、から?」
「そう。今まではだれか特定の相手を作るのが……ずっと怖かったの。だから受け入れるのに時間がかかった」
たったひとりの人間の血に依存するのが。まるでこの世の終わりのように思っていた。
ゆるゆると口角を上げて、白翔が安心しきった笑みを浮かべる。
「ンな大袈裟に考えなくても大丈夫だって!」
不意にポンと頭を撫でられた。
「つーかさ? さっきお姉さんの話聞いてて思ったんだけど。もしかして深緋って束縛とか激しい系? だったら大歓迎なんだけど!」
「え?」
「いや。どっちかって言ったら、俺、束縛とかされんの窮屈で嫌だけど。相手が深緋なら……話は別って言うか。俺、本当に深緋とずっと一緒にいたいんだよね。家でもいっつも考えてるし」
「……そうなの?」
「うん。今なにしてんのかなぁとか。会いたいなぁとか。美味いもん食べたときは、深緋にも食べさせてやりたいなって。四六時中、おまえが頭ん中にいる」
「……ははっ、なんか白翔らしいね」
「そ?」
臆面もなく、なんでも深緋に話してしまうところが、実に彼らしい。



