リビングのソファーに白翔が座っていて、涼しい顔で烏龍茶を飲んでいる。スグルくんは深緋と入れ違いに、二階で家事をしている。
こんなことなら前もってスグルくんに、白翔を家に上げないでって頼めば良かった。
白翔の姿を見て内心で胸がときめくのを感じたが、気付かぬ振りをする。反対に、心を鬼にする覚悟で、彼に近付いた。
「何しに来たの?」
「……つーか。前も思ったけど、深緋の私服って可愛いよな? そういう髪型とか、学校でもやれば良いのに」
「は、はぁ? 今それ関係なくない? そっ、それに私。二度と関わらないでって言ったよね? はっきりと迷惑だって!」
可愛いの言葉に、らしくもなく動揺する。雑談が煩わしいので、さっさと彼を追い出そうと考えていた。
「うるせーよ、ツンデレ」
じとっと目を細め、白翔が悪態をつく。下唇を突き出す仕草が、どこかやんちゃで可愛らしい。
「俺だってさ、一応行くかどうか迷ったんだけど。こういうのは早い方がいいと思って」
「こういうのって?」
直接白翔を見ていられず、深緋は視線を逸らした。腕を組み、床にため息を落とす。
「さっきは。いきなりキスなんかして、ごめん!」
「っえ」
キスというワードにギョッとして、思わず白翔に目を向ける。彼は立ち上がって腰を折り、大袈裟すぎるほどに頭を下げていた。
こんなことなら前もってスグルくんに、白翔を家に上げないでって頼めば良かった。
白翔の姿を見て内心で胸がときめくのを感じたが、気付かぬ振りをする。反対に、心を鬼にする覚悟で、彼に近付いた。
「何しに来たの?」
「……つーか。前も思ったけど、深緋の私服って可愛いよな? そういう髪型とか、学校でもやれば良いのに」
「は、はぁ? 今それ関係なくない? そっ、それに私。二度と関わらないでって言ったよね? はっきりと迷惑だって!」
可愛いの言葉に、らしくもなく動揺する。雑談が煩わしいので、さっさと彼を追い出そうと考えていた。
「うるせーよ、ツンデレ」
じとっと目を細め、白翔が悪態をつく。下唇を突き出す仕草が、どこかやんちゃで可愛らしい。
「俺だってさ、一応行くかどうか迷ったんだけど。こういうのは早い方がいいと思って」
「こういうのって?」
直接白翔を見ていられず、深緋は視線を逸らした。腕を組み、床にため息を落とす。
「さっきは。いきなりキスなんかして、ごめん!」
「っえ」
キスというワードにギョッとして、思わず白翔に目を向ける。彼は立ち上がって腰を折り、大袈裟すぎるほどに頭を下げていた。



