小声で囁く彼に、唇の前で一度人差し指を立てる。娘の様子を確認し、絵本を本棚に戻すと、深緋はそっと子供部屋を離れた。
「ちゃんと寝たみたい」
「じゃあ俺たちも寝よう?」
「そうだね」
リビングを通り抜け、奥の寝室に続く引き戸を静かに閉めた。
すると案の定、白翔が抱き付いてくる。クスッと笑みがこぼれて、彼の腕に手を添えた。
白翔の体温に幸せと安堵を貰い、そのままキスを交わした。彼の手が壁のスイッチに触れて部屋の電気が消える。ベッド脇の間接照明だけになった。
ひょいと横抱きされた状態でダブルベッドに運ばれて、橙色の光が二人を包んだ。
「愛してるよ、深緋」
隣りに並んで寝転んだ白翔が目を細め、深緋のお腹あたりに手を添える。仰向けだと寝づらいので、体を横にして夫の方を向く。彼に寄り添い、その体温を感じるだけで幸せな気持ちになる。
「私も……愛してる」
〈了〉
「ちゃんと寝たみたい」
「じゃあ俺たちも寝よう?」
「そうだね」
リビングを通り抜け、奥の寝室に続く引き戸を静かに閉めた。
すると案の定、白翔が抱き付いてくる。クスッと笑みがこぼれて、彼の腕に手を添えた。
白翔の体温に幸せと安堵を貰い、そのままキスを交わした。彼の手が壁のスイッチに触れて部屋の電気が消える。ベッド脇の間接照明だけになった。
ひょいと横抱きされた状態でダブルベッドに運ばれて、橙色の光が二人を包んだ。
「愛してるよ、深緋」
隣りに並んで寝転んだ白翔が目を細め、深緋のお腹あたりに手を添える。仰向けだと寝づらいので、体を横にして夫の方を向く。彼に寄り添い、その体温を感じるだけで幸せな気持ちになる。
「私も……愛してる」
〈了〉



