織田はサイコパスでなにを考えているかわからない上に、祖母に対して邪な感情を抱いている。だから昼夜を問わず、警戒してほしいとお願いすると、スグルくんが「わかった」と言って、祖母の護衛を名乗り出てくれた。今後は出勤の送り迎えをしてくれるそうで、これには心底安堵した。
夏休みも中盤を迎え、お盆が過ぎ去ったというのに、織田からの手紙は入らない。日ごと、家のポストを確認するけれど、消印のない封書は届いていなかった。このまま連絡が来なければ、九月の満月へ延期になる。
ドラキュラを見つけたとなれば、早く儀式の準備を進めたい。ただただ気が焦る。けれど織田は一筋縄ではいかない相手だ。こちらからの接触は危なすぎる。白翔にも相談し、待つ方がいいと止められた。
毎年繰り返すインドア生活と、夏の日差しを避けたデートで長期休みを費やし、深緋は二学期を迎えた。
一学期と違うことは、白翔と手を繋ぎながら登校することと、白翔におだてられて変えた髪型だ。
いつもはストレートの黒髪を下ろしっぱなしにしていた深緋だが、今朝はコテを使って髪を巻き、高い位置でポニーテールにした。おはよう、と挨拶して並ぶと、白翔が代わりに日傘を差してくれ、深緋の髪に触れてきた。
夏休みも中盤を迎え、お盆が過ぎ去ったというのに、織田からの手紙は入らない。日ごと、家のポストを確認するけれど、消印のない封書は届いていなかった。このまま連絡が来なければ、九月の満月へ延期になる。
ドラキュラを見つけたとなれば、早く儀式の準備を進めたい。ただただ気が焦る。けれど織田は一筋縄ではいかない相手だ。こちらからの接触は危なすぎる。白翔にも相談し、待つ方がいいと止められた。
毎年繰り返すインドア生活と、夏の日差しを避けたデートで長期休みを費やし、深緋は二学期を迎えた。
一学期と違うことは、白翔と手を繋ぎながら登校することと、白翔におだてられて変えた髪型だ。
いつもはストレートの黒髪を下ろしっぱなしにしていた深緋だが、今朝はコテを使って髪を巻き、高い位置でポニーテールにした。おはよう、と挨拶して並ぶと、白翔が代わりに日傘を差してくれ、深緋の髪に触れてきた。



