朝、集合場所へ向かう白翔を見送ってから、家を出ればいい。そう考えると、もはやこれしか方法はないと思えた。
そんな折、部屋のドアがノックされ、「深緋ちゃん、ちょっといい?」と声をかけられた。返事をしてからドアを開ける。
浮かない顔をしたスグルくんが「さっきポストを見たらこんなのが届いてたんだけど」と言って、手にした郵便物を深緋に手渡した。
白い封筒の中央には『朝比奈 深緋さま』と印字されたラベルシールが貼ってある。封はハサミか何かで既に開けたようだ。
「ごめんね。深緋ちゃん宛てだったんだけど。差出人がだれかもわからないし、住所書きも切手もないからってリリーさんが勝手に開けちゃって。念のため、心当たりがないかどうか見ておいてくれる?」
「……う、ん。わかった」
部屋の時計を確認する。午後八時三十二分。祖母はもう仕事に出ている時間だ。おそらく出かけ際にこの手紙に気づいて、その場で中を見たのだろう。
再びベッドに腰を下ろし、手にした封筒を見つめる。
郵便局を通さずに届いたということは、自宅のポストに直接投函されたということになる。不審さ極まりない。首を捻りながら中の紙を指でつまんで引き抜いた。
「……え?」
思わず目を見開いていた。中からL判サイズの写真が三枚出てきて、そのうちの二枚は腿の上にハラリと落ちた。
そんな折、部屋のドアがノックされ、「深緋ちゃん、ちょっといい?」と声をかけられた。返事をしてからドアを開ける。
浮かない顔をしたスグルくんが「さっきポストを見たらこんなのが届いてたんだけど」と言って、手にした郵便物を深緋に手渡した。
白い封筒の中央には『朝比奈 深緋さま』と印字されたラベルシールが貼ってある。封はハサミか何かで既に開けたようだ。
「ごめんね。深緋ちゃん宛てだったんだけど。差出人がだれかもわからないし、住所書きも切手もないからってリリーさんが勝手に開けちゃって。念のため、心当たりがないかどうか見ておいてくれる?」
「……う、ん。わかった」
部屋の時計を確認する。午後八時三十二分。祖母はもう仕事に出ている時間だ。おそらく出かけ際にこの手紙に気づいて、その場で中を見たのだろう。
再びベッドに腰を下ろし、手にした封筒を見つめる。
郵便局を通さずに届いたということは、自宅のポストに直接投函されたということになる。不審さ極まりない。首を捻りながら中の紙を指でつまんで引き抜いた。
「……え?」
思わず目を見開いていた。中からL判サイズの写真が三枚出てきて、そのうちの二枚は腿の上にハラリと落ちた。



