外の空気は少しだけ冷たくて、
まるで俺の心の声みたいに寂しかった。
もしかして、
根暗なのに無理して陽キャを演じているのがバレたのかな?
それとも調子に乗ってることが気に入らないとか?
嘘のキャラ設定までして、
さらには友達に隠し事までして、
それって本当の友達って言わないよね?
俺は外の空気を大きく吸い込み、
強い覚悟を決めた。
どうせ嫌われているのなら、
本当のことを言って、
いっそのこと潔く嫌われよう。
すると、
マチコが息を切らしながらやってくる。
丁度良かった。
さっと言って嫌われよう。


