「腹たつぐらいイケメン!くそっ、卒アルぐらいはブスであれ。ドがつくほどドブスであれ」
「なんでかっちゃ。そう、いじけんなってりょうちん」
「いじけてません!」
「まぁまあ。今度、りょうちんのも見して」
だっちんの言葉に俺は他所他所しい態度をとってしまう。
自分の卒アルなんて見せれないよ、
恥ずかしいとは別の意味であって、
過去の自分を曝け出すのがちょっぴり怖かった。
「確か…………実家の物置きの奥の、さらに奥の端の方で眠ってるはず」
「いや、最近貰ったばっかやろ?」
どうにか俺の卒アルだけは見るのは辞めていただきい。
適当についた嘘にクスッと笑うマチコは当然引き下がらない。
むしろ物凄く興味のある眼差しをこちらに向けてくる。
これ以上嫌がるのは辞めておこう。
不自然で悟られてしまう可能性が大だから。


