羽山さんと、ビルの屋上に行った。
緊張する…
屋上に着いて、手すりのあたりまで羽山さんと歩いて行った。
「…黙っててごめん」
羽山さんは俯きながら呟いた。
これは…つまり…
「羽山さん、私が"あまる"だったって知ってたんですね…」
知ってたのに、黙って遊んでたのか…。
正確には、遊んでくれてたというか…。
助けてもらってばかりだった。
暫くお互い何も言えなかった。
「…嫌か?俺とゲームするのは…。上司だし」
羽山さんが少し俯いて呟いた。
「いえ…びっくりしましたけど…嫌ではないです」
羽山さんは少し安心したような表情をした。
「…できれば今まで通り、普通にゲームしたいと思っている」
え…?
「私とですか…?」
羽山さんは遠くを見ていた。
「"あまる"とだよ」
"あまる"
"ハヤテ"と"あまる"はフレンド
でも羽山さんと私は…
同じ会社の
同じ部署で
上司と部下。
大して話してもない。
お互いよくわからない。
「あそこだったら、リアルでどうだとか、関係ないだろ」
羽山さんのポーカーフェイスは相変わらずだけど、目は優しかった。
「私なんかでよければ…これからも"あまる"として、宜しくお願いします。"ハヤテ"さん」
心が少し暖かくなった。
「ユーザー名…本名から作ったんだな」
そうだけど…でも…
「羽山さんもそうでしょう?」
首からぶら下がる羽山さんの社員証に、
"羽山哲治"と堂々と書いてある。
羽山さんは少し笑った。
「確かに」
羽山さんが笑った…!!
ハヤテの正体より、そっちの方に驚いてしまった。
笑った顔が…今までの雰囲気と全然違って、キュンとしてしまった。
ハヤテの事は、結構衝撃的な事実だったけど。
リアルはリアル
ゲームはゲーム
ここで私は天川瑠美と羽山哲治で
ゲームでは"あまる"と"ハヤテ"
これからもゲームで遊べるのは嬉しかった。
"ハヤテ"とストーリー進めたかったし。
そのあと私達はオフィスに戻った。
その時、私たちの間に芽生えた、新しい繋がりに、ほんのりと喜びを感じていた。
緊張する…
屋上に着いて、手すりのあたりまで羽山さんと歩いて行った。
「…黙っててごめん」
羽山さんは俯きながら呟いた。
これは…つまり…
「羽山さん、私が"あまる"だったって知ってたんですね…」
知ってたのに、黙って遊んでたのか…。
正確には、遊んでくれてたというか…。
助けてもらってばかりだった。
暫くお互い何も言えなかった。
「…嫌か?俺とゲームするのは…。上司だし」
羽山さんが少し俯いて呟いた。
「いえ…びっくりしましたけど…嫌ではないです」
羽山さんは少し安心したような表情をした。
「…できれば今まで通り、普通にゲームしたいと思っている」
え…?
「私とですか…?」
羽山さんは遠くを見ていた。
「"あまる"とだよ」
"あまる"
"ハヤテ"と"あまる"はフレンド
でも羽山さんと私は…
同じ会社の
同じ部署で
上司と部下。
大して話してもない。
お互いよくわからない。
「あそこだったら、リアルでどうだとか、関係ないだろ」
羽山さんのポーカーフェイスは相変わらずだけど、目は優しかった。
「私なんかでよければ…これからも"あまる"として、宜しくお願いします。"ハヤテ"さん」
心が少し暖かくなった。
「ユーザー名…本名から作ったんだな」
そうだけど…でも…
「羽山さんもそうでしょう?」
首からぶら下がる羽山さんの社員証に、
"羽山哲治"と堂々と書いてある。
羽山さんは少し笑った。
「確かに」
羽山さんが笑った…!!
ハヤテの正体より、そっちの方に驚いてしまった。
笑った顔が…今までの雰囲気と全然違って、キュンとしてしまった。
ハヤテの事は、結構衝撃的な事実だったけど。
リアルはリアル
ゲームはゲーム
ここで私は天川瑠美と羽山哲治で
ゲームでは"あまる"と"ハヤテ"
これからもゲームで遊べるのは嬉しかった。
"ハヤテ"とストーリー進めたかったし。
そのあと私達はオフィスに戻った。
その時、私たちの間に芽生えた、新しい繋がりに、ほんのりと喜びを感じていた。



