狂愛されて、壊れそう。

 「輝流くん!」
 「はぁ?なんで、アンタたちがいるの?」

 輝流くんは、少し遠いベンチで座っていて、男の人が傍に立っていた。

 「輝流くんに会いたくて来ちゃった!」
 「輝流くんの友達?」
 「そうです!」
 「いや、違うから」
 「輝流くんの友達に会うのは、初めてだよ〜。僕は、輝流くんのマネージャーをやっている佐々木です。よろしくね」
 「はい!わたしは、桜子で、こっちが悠雅くんです
 !」
 「いや、おれの話聞いてる?友達じゃないから」
 「そんな、照れなくて良いじゃないか。あ、呼ばれてるみたいがから行くね」

 マネージャーの佐々木さんは、スタッフさんに呼ばれて行ってしまい、その場にはわたしたち3人になってしまった。

 「輝流くんて、モデルさんなんでしょ?すごーい!」
 「べ、別に。普通だし」
 「なに、照れてるんだよ」
 「照れてないから!で?アンタなんでいるの?暇人?」
 「わたしたちね、輝流くんと遊びたくて!」
 「別に、おれは遊びたくない」

 悠雅くんは、プイッとそっぽを向く。

 「もっ〜!ツンデレなんだから!」
 「おれは、ツンデレじゃない!!」
 「へ〜。アンタ、ツンデレなんだ」
 「違う!バカにしてんだろ!」

 輝流くんは、バカにしたように笑って言うと、悠雅くんは少し怒ったように声を上げる。