狂愛されて、壊れそう。

 放課後になり、わたしたちはモデルの仕事をしている場所まで、歩いていた。

 「本当に行くのかよ」
 「うん!場所も先生に教えて貰ったし!」

 「どうしても輝流くんに会いたい」って先生に言ったら、場所を教えてくれたんだ。

 「そんなに、嫌ならわたし、ひとりで行くから良いもん!」
 「…。別に行かないとは言ってないだろ」

 不思議だなぁ…。

 こんなに嫌そうな顔をしてるのに、これもツンデレなのかなぁ…?

 「あ、あれじゃね?」
 「えっ?あ、いた!!」

 公園で、たくさんの大人に囲まれて撮影している悠雅くんがいた。

 「君たち、ここは立ち入り禁止だよ」
 「あの!わたしたち、輝流くんと同じ学校で友達なんです!」

 わたしは、怪しい者じゃないと、必死に説明する。

 隣で悠雅くんが「まだ、友達じゃねぇだろ」ってボソッと言っているけど、気にしない。

 だって、いつかは友達になるんだもん!

 「そうなのかい?今は、休憩中だから少しなら会っても良いよ」
 「ありがとうございます!」

 優しいスタッフさんが、わたしたちを通してくれた。