狂愛されて、壊れそう。

 それからと言うもの、クラスの女の子たちがわたしと遊んでくれなくなってしまった。

 話しかけても無視をされて、話し相手は悠雅くんだけになった。

 わたしは、どうしてだろう?と頭を悩ませるけど、考えても分からない。

 「うーん、うーん」
 「さっきから、なに唸ってるんだよ」
 「あのね、仲良かった友達が遊んでくれなくなったの」

 わたしは、悠雅くんのお部屋にあるライオンのぬいぐるみをギュッと抱きしめて、悠雅くんに相談してみる。

 「はっ。そんな薄情なヤツらほっとけよ」
 「はくじょう…?よく分からないけど、遊べないのは悲しいよ…」

 だって、今までたくさん遊んだ友達なのに、急に遊べないのは悲しい。

 すると、悠雅くんがムスッとして「お前にはおれがいるだろ」と言う。

 「そうだけど…」
 「お前はおれのモノなんだから、おれ以外必要ないだろ」
 「えっ?わたしは物じゃないよ?」
 「そう言う意味じゃねぇーよ」

 じゃ、どう言う意味なんだろ…?

 よく分からないよ。

 「とにかく、お前は俺とだけ遊んでれば良いんだよ」
 「?そうなの?」
 「あぁ。お前より頭が良いおれが言ってるんだから、間違いねぇよ」

 そっか、確かに悠雅くんはわたしよりも難しい言葉を知っているから、頭が良いと思う。

 その悠雅くんが言っているんだから、きっとそうなんだろう。

 「悩むのや〜め〜た!お菓子食べる!」

 わたしは、悩むことを止めて田中さんが持って来てくれたお菓子を食べる。

 「お前って、単純だよな」

 悠雅くんは、呆れているようだけど、わたしは気にせずお菓子を口いっぱいに放り込む。

 やっぱり、悠雅くんのお家のお菓子は美味しいなぁ〜
 !