狂愛されて、壊れそう。

 その後も、楽しくお喋りしたり、お家を探検したりして遊んだ。

 悠雅くんパパは「用事があるから」ってどこかに行ってしまった。

 「そろそろ、帰った方がいいんじゃないか?空真っ暗だぞ」
 「本当だ〜!早く帰らないと、パパとママが心配してるかも…」
 もしかしたら、探してるかも…。

 「田中に送らせる」

 田中さんっていうのは、悠雅くんのお家まて送ってくれたおじさんのことだ。

 わたしは、車の中から手を振るう。

 「また明日!」
 「あぁ」

 悠雅くんは、控え目に手を振り返してくれた。

 悠雅くんって、優しいなぁ…。

 車が、出発してどんどん悠雅くんが、小さくなって見えなくなった。