狂愛されて、壊れそう。

 「ははっ。随分仲が良いんだな」

 後ろから声がして悠雅くんと一緒に振り返る。

 そこには、着流しを着ている男の人が立っていた。

 「親父…」
 「悠雅くんの、パパ?」
 「そうだよ。悠雅の父親だ。お嬢ちゃんが悠雅の友達かい?」
 「はい!友達です!」
 「可愛らしい友達だな。なぁ、悠雅?」
 「別に。コイツが勝手に着いてきただけだ」

 悠雅くんは、つまらなそうに池を見ている。

 「もっー!悠雅くんは、ツンデレなんだから!」
 「だ・か・ら!ツンデレじゃないって言ってるだろ!」
 「はははっ!!ゆ、悠雅がツ、ツンデレ!」
 「親父も笑うな!!」

 どうして、悠雅くんパパは笑ってるんだろ?

 よく分からなけど、楽しそうだからいっか。