キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン」
ホームルーム始めの予鈴がなった
「ざわざわ」
「みんなー席ついて」
「ホームルーム始めるよ!」
「今日は、転入生が来てるから紹介したいです!」
「じゃ、自己紹介お願い」
「は、はじめまして、僕の名前は、伊集院羽呑です」
「……髪の毛綺麗」
「あ、ありがとうございます」
「じゃあ、羽呑くんの席はりるさんの隣ね、りるさん、手上げて」
「は、はい!」
「はい、これで今日のホームルームは終わり、授業まであと十分あるから自由にしていいよ〜」
どうしよう、隣の子に声かけてみようかな?
ずっとこっち見てる気がするし……
そう思って話しかけようとした瞬間
「ねぇ、羽呑くんって元天才子役の子だよね?」
あ、隣の子から話しかけてくれた
でも天才子役って、昔のことだし、正直言ってあの時のことはあまり思いだしたくない
「まぁ、はい」
「名前、聞いても良いですか?」
「あぁ、ごめん、まだ言ってなかったね」
「私の名前は星乃璃瑠だよ」
「ほしの、りる?」
「うん!!星乃璃瑠!!」
全身に纏う明るくて太陽みたいな雰囲気と、今にも弾け飛びそうな太陽よりも明るくて眩しい笑顔、そんなりるちゃんは、僕にとって星のように遠い存在だと思った
ホームルーム始めの予鈴がなった
「ざわざわ」
「みんなー席ついて」
「ホームルーム始めるよ!」
「今日は、転入生が来てるから紹介したいです!」
「じゃ、自己紹介お願い」
「は、はじめまして、僕の名前は、伊集院羽呑です」
「……髪の毛綺麗」
「あ、ありがとうございます」
「じゃあ、羽呑くんの席はりるさんの隣ね、りるさん、手上げて」
「は、はい!」
「はい、これで今日のホームルームは終わり、授業まであと十分あるから自由にしていいよ〜」
どうしよう、隣の子に声かけてみようかな?
ずっとこっち見てる気がするし……
そう思って話しかけようとした瞬間
「ねぇ、羽呑くんって元天才子役の子だよね?」
あ、隣の子から話しかけてくれた
でも天才子役って、昔のことだし、正直言ってあの時のことはあまり思いだしたくない
「まぁ、はい」
「名前、聞いても良いですか?」
「あぁ、ごめん、まだ言ってなかったね」
「私の名前は星乃璃瑠だよ」
「ほしの、りる?」
「うん!!星乃璃瑠!!」
全身に纏う明るくて太陽みたいな雰囲気と、今にも弾け飛びそうな太陽よりも明るくて眩しい笑顔、そんなりるちゃんは、僕にとって星のように遠い存在だと思った


