自分の出す声が涙声になっている。
その事にHIROが気が付いたのか、手の拘束が些か弱まった気がした。
カチャカチャ!
その時、扉の鍵を開ける音がして誰か人が入ってきた。
「真紘? 誰かお客様?」
部屋に入って来たのは、HIROの死の第一発見者になる予定のMINAこと草井奈美子だった。茶髪のショートに、目鼻立ちのくっきりしたハーフっぽい美人だ。
草井奈美子は制服が脱がされかけた私を見るなり、近づいてきてHIROの頬を思いっ切り引っ叩く。
「いや、奈美子! でも、こいつは!」
HIROが草井奈美子に言い訳をしようと口を開いたところで、私の中の何かが切れた。
その事にHIROが気が付いたのか、手の拘束が些か弱まった気がした。
カチャカチャ!
その時、扉の鍵を開ける音がして誰か人が入ってきた。
「真紘? 誰かお客様?」
部屋に入って来たのは、HIROの死の第一発見者になる予定のMINAこと草井奈美子だった。茶髪のショートに、目鼻立ちのくっきりしたハーフっぽい美人だ。
草井奈美子は制服が脱がされかけた私を見るなり、近づいてきてHIROの頬を思いっ切り引っ叩く。
「いや、奈美子! でも、こいつは!」
HIROが草井奈美子に言い訳をしようと口を開いたところで、私の中の何かが切れた。



