玲さんを忘れたなんて、嘘だ。私は一秒たりとも彼を忘れた事はない。ふと、後ろを向くと彼がいるような気がするし監視されている恐怖も襲ってくる。

 私たちは曽根崎玲と東大寺茜の婚約披露宴にゲスト参加することになった。