「……あの時の子が、煌だったんだね」
「そして、あの時の女の人が、真白だったんだ」
ふたりで笑い合う。
時間を超えて出会い直したような、不思議な温かさが胸に広がった。
「なんだか、最初から再会することが決まってたみたいだね」
「うん、当たり前だよ。僕、ずっと、真白のこと探してたんだから」
煌の言葉に、そっと頷く。
窓から差し込む午後の光が、二人の間に淡く溶けていく。
わたしはその肩にもたれ、静かに目を閉じた。
世界がやさしい匂いに包まれて、
心がゆっくり満ちていく。
――きっと、これからも。
煌となら、光の中を歩いていける。
そんな確信とともに、
小さな笑みが唇に滲んだ。



