人気俳優は姫を独り占めしたい

「え!?ここが会長の家なんです、よね........」

お城みたいだ........。

「あぁ」

「ちょっと常識外れしている気がするんですけど........」

「そうか?」

そうして入った会長の家の中は豪華なものがたくさんあるけど、誰もいなくてどこか寂しい感じだった。

「家の人はいないんですか?」

私は気になってついそう言ってしまった。

「いない。父は外国を仕事で飛び回っているからな」

「お母さんはどうしたんですか......?」

私はなにも考えずにそう聞いた

「母上は......浮、気して離婚した.....」

そう言った会長の顔はとてもつらそうにしていた。

その顔を見た時私は大きな過ちを犯したのだと気づいた。

「え.....」

「いや、気にするなとにかく早く練習するぞ。ついてこい」


「はい...」