人気俳優は姫を独り占めしたい

―――次の休み時間。

私は三年生の階に来ていた。

次は会長に言わないとっ....!

もうっ...!生徒会ある日に打ち合わせあるなんて.....

そう、とぼとぼ歩いていると.....。

やたら眩しい人の集まりが見えた。

ある一人の男の人を女の子たちが囲っているようだ。

いた.....会長.....

まさにあれを“ハーレム”って言うんだろうなぁ.....

今見た集団の女の子に囲われていた男の人が会長だ。

会長は女の子に人気でいつも囲まれている。

成績優秀、運動神経抜群!それに信頼も厚い...といった具合に完璧な人だ。

少女漫画でいう...王子様、的な...?


さあ、早く用件を済まして帰ろっ...!

「会長っ...!」

私は女の子に囲われて微笑んでいる会長に話しかけた。

すると、会長を囲んでいた女の子ほとんどがこちらを向いた。

アイドルを見るような目で.....

それはもう慣れた。

でも.....

一部の子が私を嫌っているみたいでものすごう形相で睨んでくる。

それがものすごく怖い.....というよりは

「鈴香...!どうしたの?」

「会長、お話があるのですが.....」

私がそう言うと女の子たちが目を輝かせた。

わ、私が会長に告白するとでも思ってるのかなっ.......!

そうだったらその子達に言いたい。

それは絶対に違うからねっ.....!

「じゃあ生徒会室、行こうか」

「わかりましたっ」