寝巻き姿でフェリクスと過ごすのも慣れてきた。衣服も食事も買い物はフェリクス担当。下着の購入をお願いするのは恥ずかしかったが、衣料品店を含む大抵のお店は昼しか空いていない。今、着ているトランキルブルーのコットン生地に紫陽花の刺繍が入った寝巻きも彼が買ってきてくれた。
フェリクスが私の胸元まで伸びた銀髪を撫でながら、語り掛けてくる。
「明日、俺がお前とフランシスを連れてパレードを見に行く」
「!?」
フェリクスが私の胸元まで伸びた銀髪を撫でながら、語り掛けてくる。
「明日、俺がお前とフランシスを連れてパレードを見に行く」
「!?」



