私の話を聞くなり、クリフトン様は頭を抱えている。
「六年前の古傷を治したですって? もし、アルマが聖女でなく魔女だとしたら、とんでもない魔力の持ち主よ。聖女と違って魔女は回復のスペシャリストじゃない!」
やはり彼女に相談してみて良かった。クリフトン様がアルマの話を聞くなり、現状を茶化さないで深刻に捉え始めてくれたのを感じる。
「クリフトン様は古傷は治せないのですか?」
「当たり前じゃない。出来たばかりの傷でも小さいものを治すのがやっとよ。魔女は基本的に攻撃魔法に特化しているの」
「六年前の古傷を治したですって? もし、アルマが聖女でなく魔女だとしたら、とんでもない魔力の持ち主よ。聖女と違って魔女は回復のスペシャリストじゃない!」
やはり彼女に相談してみて良かった。クリフトン様がアルマの話を聞くなり、現状を茶化さないで深刻に捉え始めてくれたのを感じる。
「クリフトン様は古傷は治せないのですか?」
「当たり前じゃない。出来たばかりの傷でも小さいものを治すのがやっとよ。魔女は基本的に攻撃魔法に特化しているの」



