「今回の手紙は迂回させないで良いわ。少しでも早く到着することを優先して。早馬を使ってもいい」
匿名でキルステンに手紙を出しているが、私の居場所が分からないよういつもは他国の郵便局に出してもらっていた。しかし、急を要する内容なので、悠長な事はしていられない。
「分かった。少し出かけよう。外の空気を吸った方が良い」
私の不安定な気持ちを察するようなフェリクスの提案を受け入れ、私たちは夜のお出かけをした。
夜の街をフェリクスと2人散歩する。
「そのワンピース、エリナによく似合ってる。柔らかくて上品な色合いがお前にピッタリだ」
匿名でキルステンに手紙を出しているが、私の居場所が分からないよういつもは他国の郵便局に出してもらっていた。しかし、急を要する内容なので、悠長な事はしていられない。
「分かった。少し出かけよう。外の空気を吸った方が良い」
私の不安定な気持ちを察するようなフェリクスの提案を受け入れ、私たちは夜のお出かけをした。
夜の街をフェリクスと2人散歩する。
「そのワンピース、エリナによく似合ってる。柔らかくて上品な色合いがお前にピッタリだ」



