私はベッド上でそっと手をつき頭を下げた。
すると急に身体を反転させられる。
(えっ? 何?)
紐を引かれて、ガウンを脱がされ頭がパニック状態だ。
月明かりに自分の白い裸体が照らされている。
「キルステ⋯⋯」
振り向きざまに言った言葉は、彼の深い口付けに飲み込まれる。結婚式の時、軽いキスはした事があったが、こんな濃厚なのは初めてだ。口付けの甘さと深さに頭が朦朧として来る。
(なんで? どうして?)
私は訳が分からないまま、彼を受け入れた。そのまま、キルステンは私をがっちり抱き込み寝入ってしまう。基本的に、感情を露わにしないキルステン。私は初めて彼の激情に触れた。
♢♢♢
すると急に身体を反転させられる。
(えっ? 何?)
紐を引かれて、ガウンを脱がされ頭がパニック状態だ。
月明かりに自分の白い裸体が照らされている。
「キルステ⋯⋯」
振り向きざまに言った言葉は、彼の深い口付けに飲み込まれる。結婚式の時、軽いキスはした事があったが、こんな濃厚なのは初めてだ。口付けの甘さと深さに頭が朦朧として来る。
(なんで? どうして?)
私は訳が分からないまま、彼を受け入れた。そのまま、キルステンは私をがっちり抱き込み寝入ってしまう。基本的に、感情を露わにしないキルステン。私は初めて彼の激情に触れた。
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