君と繋ぐこの物語を

「も、もしかして…まりんなのか?」
まりん、誰だろう?
…もしかしてあの夢の人?
まさかね…………?
「ち、ちがいます。私の名前は天音りんっです!」
「やっぱりまりんだ、まりん…」
ムギュッと感触がし、見ると、あの男の人が泣きながら私に抱きついていた。
「きゃーーーッ」
バチンッ
「あ、すみません。本当にすみません!びっくりしちゃって」
「俺のほうこそ、急にごめん…まりん、俺のこと本当に覚えてないのか?」

「あの私本当にまりんさんじゃないんです。人間違えだと思います。」
「いや、お前はまりんだ。間違えない!天音の〝ま〟と、りんを繋げてまりんと呼んでいたんだ」