その後、成瀬が新見の元を訪れたのは2日後のことだった。新見が休日で趣味のゲームをしている時のこと。インターホンが鳴り、タイミング悪いなぁと渋々カメラを覗くと、そこには成瀬が立っていた。テーブルやソファー周りをすばやく整頓し、玄関に向かう。
「こんにちは。」
「こんにちは。足の具合はどう??」
「あ、はい。お陰様で…大丈夫です。助けていただいて本当にありがとうございました。」
「いやいや…笑 痛みは?ない?」
「はい。鎮痛剤も飲んでいるので大丈夫です。あっ…これほんの気持ちばかりなんですけど……」
「えっこんなわざわざいいのに…。逆に気を遣わせてしまってごめんなさい。立ってるの辛くない?もしよかったらうちあがる?」
「あっいえ、すぐに失礼します!リモートで仕事中なのでまた今度…あっあのまた…。」
「そっか。わざわざきてくれてありがとう。あ、そうだ。買い物とか大丈夫そう??」
「はい、まだ家に食料あるので。怪我治るまでは出前とかで簡単に済ませようと思ってます。」
「なるほど。もし何か必要なものあったらいつでも言ってね。全然気にしなくていいから。」
「すみません…ご親切にありがとうございます。」
「それじゃ…」
成瀬が持ってきた紙袋には小さな手紙と現金3万円、有名老舗メーカーのお茶菓子が入っていた。手紙には小さめの整った字で感謝の言葉が書き溜められていた。本当に律儀でしっかりした子だな。。。と感心する。本当に知れば知るほどいい子だなという印象だ。
新見はすっかり没頭していたゲームの存在を忘れ、ソファーに座り込んだ。昨日タクシーの中で眠り込んだ成瀬の横顔を思い浮かべ、ため息をつく。幼げな印象が残る彼女はいつも明るく優しい雰囲気を醸し出しているが、妙に大人びている姿に度々疑問を抱く。見た目は大学生1年かそこらに見えるが、どう考えても大学生っぽくはない。自分とは何歳差だろうか…と計算をし始めて新見はハッとする。30を越えたおっさんがこともあろうか大学生に手を出すなんて…ダメだありえない。
新見は実の妹よりも遥かに歳下であろう女の子に対して生まれた微かな恋心を否定するかのように、頭をブンブンと振る。
「こんにちは。」
「こんにちは。足の具合はどう??」
「あ、はい。お陰様で…大丈夫です。助けていただいて本当にありがとうございました。」
「いやいや…笑 痛みは?ない?」
「はい。鎮痛剤も飲んでいるので大丈夫です。あっ…これほんの気持ちばかりなんですけど……」
「えっこんなわざわざいいのに…。逆に気を遣わせてしまってごめんなさい。立ってるの辛くない?もしよかったらうちあがる?」
「あっいえ、すぐに失礼します!リモートで仕事中なのでまた今度…あっあのまた…。」
「そっか。わざわざきてくれてありがとう。あ、そうだ。買い物とか大丈夫そう??」
「はい、まだ家に食料あるので。怪我治るまでは出前とかで簡単に済ませようと思ってます。」
「なるほど。もし何か必要なものあったらいつでも言ってね。全然気にしなくていいから。」
「すみません…ご親切にありがとうございます。」
「それじゃ…」
成瀬が持ってきた紙袋には小さな手紙と現金3万円、有名老舗メーカーのお茶菓子が入っていた。手紙には小さめの整った字で感謝の言葉が書き溜められていた。本当に律儀でしっかりした子だな。。。と感心する。本当に知れば知るほどいい子だなという印象だ。
新見はすっかり没頭していたゲームの存在を忘れ、ソファーに座り込んだ。昨日タクシーの中で眠り込んだ成瀬の横顔を思い浮かべ、ため息をつく。幼げな印象が残る彼女はいつも明るく優しい雰囲気を醸し出しているが、妙に大人びている姿に度々疑問を抱く。見た目は大学生1年かそこらに見えるが、どう考えても大学生っぽくはない。自分とは何歳差だろうか…と計算をし始めて新見はハッとする。30を越えたおっさんがこともあろうか大学生に手を出すなんて…ダメだありえない。
新見は実の妹よりも遥かに歳下であろう女の子に対して生まれた微かな恋心を否定するかのように、頭をブンブンと振る。
