君と青空



「二見先生〜、勇気となんか好きな人のこと?なんかで喧嘩しちゃいました笑」

「わかった。なんかあったら言ってな。」

私が悪いのに、二見先生はちゃんと向き合ってくれた。


6月上旬。

それのことで、別室に呼ばれた時があった。

二見先生が私の背後に周り、椅子の背もたれに手をかけ、手を背中からお尻へと移動させて弄って言う。
「日夏、ちょっと来れるか?」
私は、何が起きたかわからなかった。今でもあれがなんだったのかわからない。
でも、私は急いで別室に向かった。

「日夏。なんか、進展あったら言えよ。」
「はい。」
「今、特に何にもないよな?」
「はい。」
「なら、よかった!」

そう言った二見先生の笑顔は、夏の青空と相まって今まで以上に眩しく、青空みたいな笑顔だった。
その時、私は恋をした。
この時は「好きかな?」程度の小さな感情だった。

この時から、私の徐々に生きがいが二見先生になっていく。