「ねえ、その子って誰!!?」
「…ひとつ下の美波ちゃんだけど…。」
「私たち友達ね!私梨緒果っていうの。美波、よろしくね!」
「よろしくぅ〜。私雛菜乃!美波よろ!」
と陽キャに憧れてか、馴れ馴れしく呼び捨てで言う2人。
美波ちゃんもびっくりしている。
彼女たち2人は、昨年度同じ美術部で話したこともあった。なのに、私がいじめられるようになってから、廊下で会って手を振っても
「え!?あの人誰!!?」
と大袈裟に雛菜乃さんは馬鹿にしたり、梨緒果ちゃんは謎の笑みを浮かべていた。
また、昨年度の梨緒果ちゃんのようにいないものとして、話しかけても完全無視が多かった。
雛菜乃さんは、昨年度ひどくイキっていたらしいが、2年生になり1組になって友達が減ったからか、私にも馴れ馴れしく話しかけてくるようになった。
そのことが、気持ち悪かったし、昨年度の私への無視のわけを聞くべく、私は梨緒果ちゃんに聞いてみた。
